番組の途中で画面に四角いモザイクが広がる。音がプツプツ途切れる。ついさっきまで見られていたチャンネルが急に真っ黒になる。テレビの受信障害は前触れなく起きるので、テレビが壊れたのか、電波の問題なのか、近所で何か工事でもしているのか、まず見当がつかないのがいちばん困るところです。
先に結論をお伝えすると、受信障害の原因はアンテナ・ブースター・ケーブル・接続部といった自宅側の受信設備にあることが多く、テレビ本体の故障とは限りません。一方で、気象条件による電波の乱れや、携帯電話の基地局の電波、家の中の電気機器の雑音など、家の外や設備以外に原因があるケースもあります。どちらなのかは「何台のテレビに出るか」「地デジか衛星放送か」「天気や時間帯で変わるか」を順に見ていくと、かなり絞り込めます。
この記事では、総務省の総合通信局や受信環境クリーン協議会、各メーカーの公式サポートの情報をもとに、受信障害の症状の見分け方から、自分で安全に試せる対処の順番、修理や相談に進む判断の目安までを、メーカーを問わず使える形で整理しました。屋根に登る作業や分解は不要な範囲だけを扱います。
・受信障害の2つの症状と、テレビ本体の故障との見分け方
・「何台に出るか」から始める原因の切り分け4段階
・パナソニック・シャープのアンテナレベルの目安と、自分で試す順番
・700MHz帯の無料対策や総合通信局など、外部要因が疑わしいときの相談先
テレビ受信障害とは?「ブロックノイズ」と「映らない」の2つに分かれる

症状は「乱れる」と「真っ黒になる」の2系統で考える
受信障害の症状は、大きく分けて「映像が乱れる」と「映像が全く映らない」の2つに整理できます。受信環境クリーン協議会のテレビの受信障害の解説ページでも、受信障害の現れ方をブラックアウト(映像が全く映らない状態)とブロックノイズ(映像が乱れる状態)の2つとして説明しています。
デジタル放送は、電波が一定以上の強さと品質で届いていればきれいに映り、それを下回ると一気に乱れる、さらに下回ると映らなくなる、という性質があります。アナログ放送の時代のように「少しザラつくけれど見られる」という中間の状態が少ないため、ほんの少しの受信状態の悪化でも、症状がはっきり出やすいのです。
自分で確認するときは、まず今の症状がどちらに近いかを言葉にしてみてください。モザイクや音飛びが出たり消えたりするなら「乱れる」側、画面が黒くなってメッセージが表示されるなら「映らない」側です。どちらも原因の候補はほぼ共通ですが、「乱れる」は受信レベルが基準付近を行き来している状態、「映らない」は基準を大きく下回っているか、信号が届いていない状態と考えると、次の切り分けが進めやすくなります。
注意したいのは、「映らない」のときにいきなりテレビの故障と決めつけて買い替えを考えてしまうことです。受信障害の多くは受信側の経路の問題なので、テレビを買い替えても同じ症状が続く可能性があります。
ブロックノイズ=画面の一部または全体が四角いモザイク状に崩れる症状。ブラックアウト=映像が全く映らなくなる症状。受信障害=テレビ本体ではなく、電波の届き方や受信設備の不具合によって映りが悪くなる状態の総称で、「電波障害」と呼ばれることもあります。
四角いモザイクは「電波が足りていない」サイン
画面に四角いモザイクが出る症状は、受信障害の典型です。総務省東海総合通信局の受信障害に関するよくある質問では、代表的な症状として「画面に黒い四角いノイズが現れる」ことを挙げ、あわせて音声のノイズや映像のフリーズも受信障害の症状として紹介しています。
モザイクが出るのは、デジタル放送のデータの一部が正しく受け取れず、テレビが映像を組み立てられなくなるためです。原因として多いのは、アンテナから届く電波が弱い、ケーブルの途中で信号が劣化している、ブースターの動作がおかしい、外部から余計な電波や雑音が入り込んでいる、といったものです。
自分で最初に確かめたいのは、モザイクが「全部のチャンネル」に出るのか「一部のチャンネル」だけなのかです。全チャンネルなら受信経路全体の問題、一部だけならそのチャンネルの電波の届き方や、特定の周波数に影響する外部要因の可能性が上がります。
判断のコツとしては、モザイクが出る頻度と時間帯をメモしておくことです。夕方や雨の日だけ、特定の時間帯だけ、といった傾向は、後の切り分けや相談の場面で大きな手がかりになります。記録がないと、相談先に症状をうまく伝えられず、確認が遠回りになりがちです。

番組表や外部入力は映るなら、テレビ本体は動いている可能性が高い
受信障害か本体の故障かを見分けるいちばん手軽な方法は、放送以外の画面を出してみることです。番組表やメニュー画面、HDMIでつないだレコーダーやゲーム機の映像がきれいに映るなら、画面を表示する部分は正常に動いていると考えられます。その場合、問題は放送を受け取る側、つまりアンテナからテレビまでの経路や設定にある可能性が高くなります。
反対に、メニュー画面にも線や色の異常が出る、外部入力の映像も乱れる、という場合は、受信障害ではなくテレビ本体の表示系の不具合が疑われます。この場合はアンテナやケーブルをいじっても改善しないので、メーカーのサポートに型名と症状を伝えて相談するのが近道です。
試す順番は、リモコンで番組表を開く、次にメニュー画面を開く、外部機器があれば入力を切り替える、の順です。どれも配線に触れずにできるので、最初の確認として安全です。
注意点として、録画した番組の再生は「受信時の状態」がそのまま残るため、切り分けにはあまり向きません。録画時にモザイクが入っていれば再生しても出ます。本体の状態を確かめたいときは、番組表やメニューのように受信と無関係な画面で見るのが確実です。
番組表やメニュー画面がきれいに映るなら、テレビ本体よりもアンテナ・ブースター・ケーブル・接続部といった受信側の経路を先に疑います。最初に確認するのは、アンテナとテレビをつなぐケーブルが緩んでいないかです。
「一部のチャンネルだけ」と「全部」で疑う場所が変わる
同じ受信障害でも、症状が出るチャンネルの範囲で疑う場所が変わります。全チャンネルが同時に乱れる、または映らないなら、アンテナ本体、ケーブル、ブースター、テレビの設定など、すべての電波が通る共通の経路に原因がある可能性が高いです。
一方、特定のチャンネルだけが乱れる場合は、そのチャンネルの電波が送信所から届く強さがもともと弱い、アンテナの向きがそのチャンネルの送信所とずれている、特定の周波数に影響する外部の電波がある、といった原因が考えられます。シャープの公式FAQでも、受信強度は選択チャンネルによって異なると説明されており、チャンネルごとに受信状態が違うこと自体は珍しくありません。
自分で試すなら、まず症状が出るチャンネルと出ないチャンネルを書き出します。次に、テレビのアンテナレベル(受信強度)の画面で、チャンネルごとの数値を見比べます。数値の確認方法は後半で詳しく紹介します。
判断の目安として、一部のチャンネルだけが継続的に弱いなら、アンテナの向きや外部要因の可能性を考えて、相談先に状況を伝える段階です。全チャンネルが弱いなら、まずは家の中のケーブルや機器から確認していくのが安全で、費用もかかりません。
原因は「家の中の設備」と「家の外の電波」のどちらが多い?
最も多いのはアンテナ・ブースター・ケーブル・接続部の不具合
受信障害の原因として多いのは、アンテナ、ブースター、ケーブル、それらをつなぐ接続部といった自宅側の受信設備の不具合です。受信環境クリーン協議会は、受信設備の不良の例として、アンテナの不適切な設置や老朽化、ケーブルの損傷や断線、テレビ端子の接触不良を挙げています。
総務省近畿総合通信局のテレビの受信に関する案内でも、自宅側で確認する項目として、アンテナの方向や設置位置、ケーブルの接続、ブースターの動作、B-CASカードの接触が並んでいます。どれも外の電波とは関係なく、家の設備の状態で決まる項目です。
自分で確認できる順番としては、テレビ背面のアンテナ端子、壁のアンテナ端子、その間のケーブル、分配器やブースターの電源部の順に見ていくのが安全です。屋根の上のアンテナ本体は目視できる範囲で傾きや倒れがないかを見るだけにとどめ、登って確認することは避けてください。
判断のコツは、家の中で確認できる範囲を先に全部つぶしてから、屋外の設備や外部要因を疑うことです。家の中のケーブル1本の緩みで直るケースもあるため、いきなり工事を依頼するより、まず室内で確認したほうが時間も費用も無駄になりにくいのです。
家電の雑音や古い照明が原因になることもある
受信設備に問題がなくても、家の中や近所の電気機器が出す雑音が受信を妨げることがあります。受信環境クリーン協議会の解説ページでは、外部要因の例として「古い水銀灯の点滅による障害」や、ブースターの異常発振を挙げています。
電気機器による障害は、その機器が動いているときだけ症状が出るのが特徴です。たとえば、特定の照明をつけたときだけモザイクが出る、ある家電を動かしている時間帯だけ映りが悪くなる、というパターンです。ブースターの異常発振のように、受信設備自体が雑音源になるケースもあります。
切り分けの方法は、受信環境クリーン協議会が紹介している手順がわかりやすく、映りの悪いテレビを見ながら、各電気機器の電源を切るか電源プラグを抜いてみる、というものです。電源を切った瞬間に症状が消えれば、その機器が原因の候補になります。
注意点として、自宅の機器を全部切っても症状が続く場合は、近隣の設備が原因の可能性もあります。その場合は自分で特定しようとせず、地域の受信環境クリーン協議会や総合通信局に相談するのが筋道です。近所の家に直接確認に行くのはトラブルのもとになるので避けましょう。
春から秋に起きやすい「異常伝搬」と「フェージング」
設備にも家電にも問題がないのに、特定の季節や時間帯だけ乱れる場合は、電波の伝わり方そのものが一時的に変わる自然現象が原因かもしれません。近畿総合通信局の案内では、スポラディックE層について「約100km離れた地域の電波が反射し、混信を引き起こす現象」と説明し、こうした異常伝搬が春から秋頃の自然現象として発生する場合があるとしています(近畿総合通信局)。
もう一つがフェージングです。受信電波が複数の経路でアンテナに届き、強さが変動する現象で、総務省関東総合通信局の受信障害の見分け方のページには「フェージングにより受信レベルが低下し、受信不可となる場合がある」と書かれています。
自然現象が原因なら、時間がたてば自然に回復することが多いのが特徴です。自分でできるのは、症状が出た日時と天候、回復した時刻を記録しておくことくらいですが、この記録が相談のときに役立ちます。
判断の目安は「一時的か、継続的か」です。同じ時期や時間帯に繰り返し起きて生活に支障があるなら、総合通信局へ相談しましょう。毎日ずっと続くなら自然現象より設備側を疑うほうが合理的です。
近くの携帯電話基地局が原因になる700MHz帯の障害
もう一つ、外部要因として知っておきたいのが携帯電話の基地局の電波による受信障害です。携帯電話に使われる700MHz帯は、地デジの53ch~62chの周波数帯と隣り合っているため、近くに基地局ができると、その電波が影響してテレビの映りが悪くなることがあります。
この対策を担う一般社団法人700MHz利用推進協会の公式サイトでは、症状として映像が四角いブロック状のモザイクになる、あるいは画面が黒くなり受信できない旨のエラーが表示される、と案内しています。影響を受けやすい機器として、旧型のテレビブースターが挙げられています。
自分で気づくきっかけは、それまで問題なく映っていたのに、ある時期から急にモザイクが出始めた、というケースです。近所に新しく携帯電話のアンテナが立った時期と重なっていれば、この障害の可能性があります。
この障害の対策は無料で受けられる点が他の原因と大きく違うところで、相談の流れは後半で詳しく説明します。自分でブースターを買い替える前に、まず協会の窓口に相談するのが順番です。
| 原因の系統 | 出やすい現れ方 | まず試すこと・相談先 |
|---|---|---|
| 自宅の受信設備 | 常に乱れる・全チャンネルで弱い | ケーブル・端子・ブースター電源を確認 |
| 電気機器の雑音 | 特定の機器を使う時だけ乱れる | 機器の電源を順に切って確認、不明ならクリーン協議会 |
| 異常伝搬・フェージング | 季節・時間帯で一時的に乱れる | 日時を記録し、繰り返すなら総合通信局 |
| 700MHz帯の基地局 | ある時期から急にモザイクが出始めた | 700MHz利用推進協会の窓口へ(対策は無料) |
何台・どの放送に出るかで原因を絞る切り分けの4段階

段階1:家のテレビ全部か、1台だけか
切り分けの最初の段階は、症状が出ているテレビの台数を確かめることです。家にテレビが複数あるなら、ほかの部屋のテレビでも同じチャンネルを映してみてください。これだけで疑う範囲が大きく変わります。
全部のテレビで同じ症状が出るなら、アンテナ本体、アンテナから家に入る部分のケーブル、ブースターなど、家全体で共有している設備か、外部の電波に原因がある可能性が高くなります。1台だけなら、そのテレビにつながる壁の端子から先のケーブル、分配器の出力、そのテレビの設定に原因が絞られます。近畿総合通信局の案内でも、1台だけ映らない場合はブースターの出力不足、ケーブルの不具合、分配の問題の可能性があるとしています。
テレビが1台しかない家庭では、ほかの機器で代用できます。レコーダーにチューナーがあれば、レコーダー側で同じチャンネルを映し、同じ症状が出るかを見てください。両方に出るなら、テレビより手前の経路の問題と考えられます。
注意点として、ほかのテレビとアンテナ線の系統が分かれている住宅もあります。特にマンションでは部屋ごとに配線の経路が違うので、自室の全テレビに出るのか、建物全体なのかを管理会社に確かめると、話が早く進みます。
段階2:地デジだけか、BS・CSだけか、両方か
次の段階は、症状が出ている放送の種類を確かめることです。地デジとBS・110度CSでは、受け取るアンテナが別で、途中の配線や機器も一部が分かれているため、どちらに症状が出るかで原因の場所が絞れます。
地デジだけが乱れるなら、地デジ用アンテナやその向き、地デジの周波数に影響する外部要因(異常伝搬や700MHz帯の電波など)が候補になります。BS・CSだけが乱れるなら、衛星アンテナ側の問題、たとえば降雨や樹木の影響、アンテナへの電源供給、衛星アンテナの向きのずれなどが疑われます。両方とも乱れるなら、地デジと衛星の信号が一緒に通るケーブルやブースター、壁の端子、テレビの設定といった共通部分を疑います。
確認は、リモコンで地デジ・BS・CSを切り替えて、それぞれ数チャンネルずつ見るだけです。配線に触れずにできるので、段階1に続けてすぐ試せます。
判断のコツとして、BS・CSだけが映らないケースは設定で直る例が比較的多いので、専用の見出しで詳しく扱います。地デジだけが乱れる場合は、後で説明するアンテナレベルの確認が次の手がかりになります。
段階3:天気・季節・時間帯で変わるか
3つ目の段階は、症状が出るタイミングに規則性があるかを見ることです。雨の日だけ、風の強い日だけ、夕方以降だけ、春から秋にかけてだけ、といった傾向があれば、原因の候補が絞られます。
雨の日に衛星放送が乱れるのは、アンテナ周辺の降雨で受信状態が悪くなるためです。風の日に乱れるなら、アンテナの固定が緩んで揺れている、近くの樹木が揺れて電波をさえぎっている、といった可能性があります。特定の季節や時間帯に繰り返すなら、先ほど紹介した異常伝搬やフェージングのような自然現象も候補に入ります。
自分でできるのは、症状が出た日付、時刻、天気、症状が出たチャンネルを記録しておくことです。スマホのメモで十分です。可能ならその時のアンテナレベルの数値も控えておくと、後で相談するときの説得力が上がります。
注意点として、強風の後に映りが悪くなった場合は、屋根の上のアンテナが傾いている可能性があります。地上から見て明らかに向きが変わっているようでも、自分で登って直すのは転落の危険があるので避け、アンテナを設置した業者や住宅の管理者に相談してください。
段階4:家の電気機器の電源を切ると直るか
最後の段階は、家の中の電気機器による雑音を疑う確認です。段階1〜3で設備や天候との関係がはっきりしない場合、特に「乱れたり直ったりを不規則に繰り返す」ときに試す価値があります。
受信環境クリーン協議会は切り分けの方法として、「映りの悪いテレビを見ながら、各電気機器の電源を切るか電源プラグを抜いてみます」と案内しています(受信環境クリーン協議会)。症状が消えたタイミングで切った機器が、原因の候補になります。
試す順番は、照明、テレビの近くにある電源タップにつないだ機器、最近買い足した家電、の順がわかりやすいでしょう。1つ切るごとに少し様子を見て、症状が変わるかを確かめます。冷蔵庫など止めると困る機器は最後に回し、短時間で戻してください。
判断の目安として、家の機器を全部切っても変わらないなら、家の中の雑音源ではない可能性が高くなります。その場合は、近隣の設備や外部の電波を疑う段階に進み、相談先に記録を添えて連絡しましょう。
「映らない=テレビが壊れた」と考えて新しいテレビを買ったものの、つないでみたら同じモザイクが出た、という失敗は珍しくありません。原因が壁の端子の接触不良や古いブースターにあれば、テレビを替えても症状は残ります。対策:買い替えを考える前に、番組表が正常に映るか、ほかのテレビやレコーダーでも同じ症状か、という段階1・2の確認を済ませておきましょう。
アンテナレベルの数字は何を教えてくれる?メーカー別の目安
パナソニックは地デジ「44以上」・衛星「54以上」が目安
受信障害を数字で確かめる方法が、テレビに表示される「アンテナレベル」や「受信強度」です。パナソニックの電子取扱説明書では、信号品質の目安を地デジで44以上、BS・CSなどの衛星放送で54以上としています。
この数値が目安を下回ると、ブロックノイズや映らない症状が出やすくなります。数値が目安付近を行き来しているなら「乱れる」症状、大きく下回っているなら「映らない」症状と対応させて考えるとわかりやすいでしょう。
確認の手順は、同ページの案内によると、視聴中にサブメニューを開き、視聴オプションからアンテナレベルを選ぶ流れです。表示される数値を、症状が出るチャンネルと出ないチャンネルで比べてみてください。
判断のコツは、一度だけでなく時間を変えて何回か見ることです。昼と夜、晴れの日と雨の日で数値が大きく動くなら、天候や電波の伝わり方の影響が考えられます。いつ見ても目安を下回っているなら、設備側の問題を疑う材料になります。

シャープは「受信強度60以上」が必要条件
シャープのAQUOSでは、パナソニックとは別の目盛りが使われています。シャープの公式FAQでは、受信強度が60以上であることを、安定して受信するための必要条件として案内しています。確認はホームからアンテナ設定に進み、電源・受信強度表示を選ぶ流れです。
同じFAQでは、受信強度が0の場合はアンテナケーブルの抜けや接触不良、デジタル放送の設定を確認するよう案内しています。0は「電波が弱い」というより「信号が届いていない」状態に近いので、まず物理的な接続を疑うのが筋です。60未満の場合は、地域設定やチャンネル設定をやり直して改善するかを確かめるよう案内されています。
試す順番としては、受信強度を確認する、0ならケーブルの抜け・緩みを確認する、60未満なら地域設定とチャンネル設定をやり直す、の順です。どれも屋内で完結します。
注意点として、FAQには受信強度は選択チャンネルによって異なるという趣旨の記載もあります。あるチャンネルで60を超えていても、別のチャンネルでは下回ることがあるため、症状が出ているチャンネルで確かめてください。
メーカーごとに目盛りが違うので、数字を横並びで比べない
意外と知られていないのが、アンテナレベルの数字はメーカーをまたいで比べられないという点です。パナソニックの地デジ目安は44以上、シャープは60以上ですが、これは同じ物差しの上での「44」と「60」ではありません。各社が独自の基準で数値を表示しているので、「シャープの方が厳しい」といった比較はできないのです。
この違いを知らないと、家族の古いテレビで見た数値と新しいテレビの数値を比べて、「新しいテレビの方が電波を拾えていない」と勘違いすることがあります。メーカーや機種が違えば、同じ電波でも表示される数字は変わります。
自分で数値を活用するときは、同じテレビの中でチャンネルごと、時間帯ごとに比べるのが基本です。そのテレビの取扱説明書や公式サポートで目安値を確認し、その目安と比べて足りているかを判断してください。目安が公式に見つからない機種は、型名でメーカーの公式サポートを検索するか、取扱説明書を確認しましょう。
判断のコツとして、数値そのものより「変化」に注目すると切り分けが進みます。ケーブルを差し直す前と後、ブースターを経由した時と直接つないだ時で数値がどう変わるかを見れば、どこに原因があるかの手がかりになります。
| 項目 | パナソニック | シャープ(AQUOS) | 東芝(REGZA) |
|---|---|---|---|
| 公式の目安値 | 地デジ44以上・衛星54以上 | 受信強度60以上 | 公式で型名を入力して確認 |
| 公式サポートの案内 | サブメニュー→視聴オプション→アンテナレベル | ホーム→アンテナ設定→電源・受信強度表示 | BS・CSは衛星アンテナ電源供給の設定を案内 |
| 自分で試せる対処 | アンテナ線を本機と直接接続して確認 | 0ならケーブル確認、60未満なら地域・チャンネル設定 | 衛星アンテナ電源供給を「する」に変更 |
※目安値はメーカーごとに基準が異なり、横並びで比較できません。記載のない項目は各社公式サポートで型名を入力して確認してください。
数値が0や極端に低いなら「届いていない」を疑う
アンテナレベルが0、またはほとんど振れない場合は、電波が弱いというより、信号がテレビまで届いていない状態を疑います。原因として多いのは、ケーブルの抜けや緩み、端子の接触不良、ケーブルの断線、ブースターの電源が切れている、テレビの入力設定が違う、といったものです。
総務省東海総合通信局のよくある質問でも、受信障害が起きたときの最初の確認として「アンテナとテレビの接続ケーブルが正常に接続されているか確認しましょう」と案内し、あわせてテレビのデジタル放送設定が正しいかを確認するよう呼びかけています。
試す順番は、テレビ背面の端子を確認する、壁の端子を確認する、途中の分配器や機器を確認する、ブースターの電源を確認する、の順です。どこかを触ったら、そのたびにアンテナレベルを見直して変化を確かめてください。
判断の目安として、全部の接続を確認しても0のままで、ほかのテレビも同じなら、家全体の設備かアンテナ本体の問題が濃厚です。この段階になったら、屋外の設備を自分で触ろうとせず、設置業者や住宅の管理者に相談するのが安全です。
自分で試す順番|屋根に登らずにできる確認を安全なものから
まずはケーブルの緩み・抜けを差し直して確かめる
自分で試せる対処のうち、最も安全で効果が出やすいのがケーブルの確認です。総務省東海総合通信局の案内でも、受信障害の最初の確認項目として接続ケーブルが挙げられています。掃除や模様替えでテレビ台を動かした後に映りが悪くなった場合は、特にこの可能性が高くなります。
原因として多いのは、テレビ背面のアンテナ端子からケーブルが半分抜けている、壁の端子側のネジ式コネクターが緩んでいる、ケーブルが家具の下敷きになって折れ曲がっている、といったものです。見た目では刺さっているようでも、奥まで入っていないこともあります。
手順は、テレビの電源を切ってから、テレビ側と壁側の両方のケーブルを一度抜き、端子に汚れや曲がりがないかを見て、奥までしっかり差し直します。差し直したらテレビの電源を入れ、アンテナレベルを確認します。地デジとBS・CSの端子を取り違えていないかも、端子の表示で確かめてください。
判断のコツとして、ケーブルの被覆が裂けている、芯線が折れ曲がっている、といった目に見える傷があれば、ケーブルの交換を検討します。家電量販店で買えるアンテナケーブルで交換できる範囲なので、比較的手軽に試せる対処です。
ケーブルや機器を抜き差しするときは、テレビの電源を切ってから作業してください。ブースターの電源部やコンセント周りを触るときは濡れた手で触れないようにします。屋根の上のアンテナの向きの調整や交換、壁の中の配線の作業は転落や感電の危険があるため、自分では行わず、設置業者や住宅の管理者、メーカーのサポートに相談しましょう。
分配器や途中の機器を外して、テレビに直接つないでみる
ケーブルを差し直しても改善しない場合、次に試したいのが「途中の機器を外す」確認です。パナソニックの電子取扱説明書では、受信状態が悪いときの改善策として「アンテナ線を本機と直接接続することで改善することがあります」と案内しています。
テレビと壁の端子の間には、分配器や分波器、レコーダーなどが入っていることがよくあります。これらの機器を通るたびに信号は少しずつ弱くなりますし、機器そのものの不具合や接触不良が原因になっていることもあります。
手順は、テレビの電源を切り、壁の端子から出ているケーブルを、途中の機器を通さずにテレビのアンテナ端子に直接つなぎます。この状態でアンテナレベルを確認し、数値が上がるか、症状が消えるかを見ます。改善したら、外した機器を1つずつ戻して、どの機器を戻した時に悪化するかを確かめると、原因の機器が特定できます。
注意点として、BS・CSを見る場合、途中の機器を外すと衛星アンテナへの電源供給の経路が変わることがあります。直接つないで衛星放送だけ映らなくなった場合は、テレビ側の衛星アンテナ電源供給の設定を確認してください。この点は次の見出しで詳しく説明します。
地域設定とチャンネル設定をやり直す
接続に問題がなさそうなのに一部のチャンネルが映らない、受信強度が足りない、という場合は、テレビの設定を見直します。シャープの公式FAQでは、受信強度が60未満のときは地域設定とチャンネル設定を行って改善するかを確認するよう案内しています。
設定がずれる原因として多いのは、引っ越しや模様替えで別の地域の設定のまま使っている、放送局の周波数変更などで以前のチャンネル設定が合わなくなっている、停電や電源の抜き差しで設定が初期化された、といったケースです。総務省東海総合通信局も、テレビのデジタル放送設定が正しいかの確認を呼びかけています。
手順は、テレビのメニューから地域設定(お住まいの都道府県や郵便番号)を確認し、正しく設定したうえでチャンネル設定(チャンネルスキャン)をやり直す、という流れです。具体的なメニューの名前はメーカーや機種で違うので、取扱説明書の手順に従ってください。
判断のコツとして、チャンネル設定をやり直しても特定のチャンネルだけ映らない場合は、そのチャンネルの電波の届き方の問題が考えられます。設定で直らない部分は、アンテナの向きや外部要因の切り分けに進みましょう。
ブースターの電源とランプを確かめる
ブースターは弱い電波を増幅する機器ですが、故障や電源の問題があると、受信障害の原因そのものになります。近畿総合通信局の案内では、設置後しばらくして映らなくなった場合の原因として、ブースターの故障やフェージングが挙げられています。
関東総合通信局の受信障害の見分け方のページには、「ブースター使用時に受信に問題がある場合、ブースター出力で必要な受信レベルが確保できず、他の受信機に受信障害が生じることがある」と書かれています。ブースターは正常に動いていないと、増幅どころか受信を妨げる側に回ってしまうのです。
自分でできる確認は、ブースターの電源部がコンセントにつながっているか、電源部のランプが点灯しているか、を見ることです。電源部は、テレビの近くや分配器のそばにある小さな箱であることが多いです。電源を入れ直してしばらく待ち、アンテナレベルが戻るかを確かめます。
判断の目安として、電源が入っているのに数値が戻らない、ランプが消えたまま、という場合は、ブースターの故障が疑われます。ブースター本体が屋根裏や屋外にある場合は自分で交換せず、設置業者や住宅の管理者に相談しましょう。

BS・110度CSだけ映らないときに確認すること
雨や樹木の揺れで一時的に乱れることがある
BS・110度CSの衛星放送は、遠い宇宙の衛星から届く電波を受けるため、天候やアンテナ周辺の環境の影響を受けやすい放送です。総務省関東総合通信局のBS・110度CS放送の受信障害のページには、「BS・110度CS、アンテナの周辺(落葉樹など)での降雨の場合、受信状態が悪くなることがあります」と書かれています。
同じページでは、樹木の揺れでアンテナの向きが変わると、ブロックノイズや受信不能になる可能性があることも説明されています。庭木が育ってアンテナと衛星の間をさえぎるようになった、強風でアンテナの角度がずれた、といった変化が原因になることがあります。
自分でできるのは、症状が雨の日だけか、晴れていても出るかを記録することです。雨がやめば回復するなら、天候による一時的なものと考えられます。晴れの日も続くなら、アンテナの向きのずれや樹木の影響、設備の不具合を疑います。
注意点として、衛星アンテナの向きは少しずれただけで受信できなくなることがあります。ベランダに設置したアンテナでも、自分で角度を調整する際に手すりから身を乗り出すのは危険です。向きのずれが疑われる場合は、設置業者や住宅の管理者に相談するのが安全です。
「衛星アンテナ電源供給」の設定がオフになっていないか
BS・CSが映らないときに意外と多いのが、テレビの「衛星アンテナ電源供給」の設定の問題です。衛星アンテナは、テレビやレコーダーから電源を受けて動くタイプが一般的で、この電源供給がオフになっているとアンテナが動かず、衛星放送が映りません。
東芝REGZAの公式FAQでは、設定から放送受信設定、BS・110度CSアンテナ設定へと進み、「【衛星アンテナ電源供給】を【する】に変更」する手順が案内されています。REGZAのAndroid TV搭載機種では、電源供給を「する」または「オート」にするよう案内されています。
設定が変わってしまうきっかけとしては、テレビを買い替えた、レコーダーを追加した、配線を変えた、といったことが考えられます。たとえば、以前はレコーダーから電源を供給していたのに、配線変更でテレビ側から供給する形に変わった、というケースです。
判断のコツとして、他メーカーのテレビでも同じような設定項目があることが多いですが、名前や場所は機種で違います。取扱説明書や公式サポートで「衛星アンテナ電源」の項目を探してください。設定を変えても映らない場合は、次の分波器やケーブルの確認に進みます。
晴れているのにBS・CSだけ映らない場合は、テレビ側の「衛星アンテナ電源供給」の設定と、途中の分波器・分配器が電流通過型かどうかを先に確認します。地デジが普通に映っているなら、地デジと共通の経路より衛星側の電源の問題を疑うのが近道です。
分波器・分配器が「電流通過型」でないと電源が届かない
衛星アンテナに電源を届けるには、テレビからアンテナまでの経路上にある機器が電源を通す必要があります。東芝REGZAの公式FAQでも、分波器を使う場合は「電流通過型」が必要だと案内されています。
電流通過型でない分波器や分配器が途中に入っていると、テレビの設定で電源供給をオンにしても、その機器のところで電源が止まり、衛星アンテナまで届きません。結果として、地デジは映るのにBS・CSだけ映らない、という症状になります。
自分で確かめるには、途中にある分波器や分配器の本体の表示や型番を見て、電流通過型(通電型と表示されることもあります)かどうかを確認します。表示がわかりにくい場合は、その機器のメーカーの公式サイトで型番を検索すると仕様が確かめられます。
判断のコツとして、分配器の場合は複数の出力のうち一部だけが電流を通す仕様のものもあります。衛星アンテナに電源を供給するテレビを、電流が通る出力につないでいるかも確認してください。
レコーダーを増やすために分波器や分配器を買い足したところ、地デジは映るのにBS・CSだけ映らなくなった、という失敗があります。原因は、新しく入れた機器が電流通過型ではなく、衛星アンテナへの電源が途中で止まってしまったことです。対策:BS・CSを見る経路に入れる機器は、購入前に電流通過型かを仕様で確かめ、設置後はテレビの衛星アンテナ電源供給の設定も確認しましょう。
ケーブルや接続部の劣化は地デジより影響が出やすい
BS・CSの信号は、地デジより高い周波数を使っているため、ケーブルや接続部の劣化の影響を受けやすい傾向があります。関東総合通信局のBS・110度CSのページでも、ケーブルや接続部の損傷、経年劣化、設置環境の不適切さが品質低下の原因になると説明されています。また、アンテナ電源の遮断や、ケーブル・ブースターの故障も原因として挙げられています。
地デジは問題なく映るのにBS・CSだけ乱れる、という場合、電源の問題がなければ、衛星の信号が通るケーブルの劣化を疑います。屋外に露出しているケーブルは紫外線や雨風で傷みやすく、室内でも家具に挟まれたり折り曲げられたりしていると劣化が進みます。
自分で確認できるのは、室内に見えているケーブルの被覆の裂けや折れ、端子のサビや緩みです。古いケーブルを新しいものに交換して改善するかを試すのも1つの方法です。
注意点として、屋外のケーブルや壁の中の配線に原因がある場合は、自分で交換するのは難しく危険も伴います。室内でできる範囲を確かめても改善しない場合は、設置業者や住宅の管理者に相談してください。
外部の電波や雑音が疑わしいときの相談先と無料対策
700MHz帯の障害は協会の窓口に連絡すれば対策は無料
近くの携帯電話基地局による700MHz帯の障害が疑われる場合は、自分でブースターを買い替える前に、700MHz利用推進協会の窓口に相談しましょう。協会は携帯電話事業者で構成される団体で、公式サイトでは「対策工事を無料で実施します」と案内し、対策工事で費用を請求することはないとも明記しています。
対策の内容は、主にフィルターの取り付け、またはブースターの交換です。公式サイトによると、調査の所要時間は15~60分、工事の所要時間は30~90分が目安とされています。コールセンターの受付時間は9:00~22:00 年中無休で、連絡先は公式サイトに掲載されています。
手順としては、まず公式サイトで症状の説明を確認し、自宅の状況が当てはまりそうならコールセンターに連絡します。症状が出始めた時期、どのチャンネルに出るか、ブースターを使っているか、といった情報を伝えられるよう準備しておくとスムーズです。
注意点として、「無料」をうたう訪問業者を名乗る人が突然来て、有料の工事を勧めるケースには気をつけてください。協会の対策を受ける場合は、自分から公式サイトに掲載された窓口に連絡するのが安全です。
実は、外部の電波が原因の障害でも、対策の中身は家の側の設備で行われることが多い、というのは意外と知られていない点です。700MHz帯の対策がフィルターの取り付けやブースターの交換であるように、外からの電波を止めるのではなく、受信設備を影響を受けにくい状態にすることで解決を図ります。だからこそ、「外部要因だから自分にできることはない」とあきらめず、症状と設備の情報を整理して窓口に伝えることが解決への近道になります。
原因がつかめないときは総合通信局に相談できる
自宅の設備を確認しても原因がわからない、自然現象や外部の電波が疑われる、という場合は、総務省の地方支部である総合通信局に相談できます。東海総合通信局の案内でも、自分で確認しても解決しない場合は、総務省の地方支部(総合通信局)や専門業者への相談を勧めています。
総合通信局は地域ごとに分かれていて、近畿総合通信局や九州総合通信局などがそれぞれ受信相談の窓口を設けています。連絡先は各総合通信局の公式サイトに掲載されているので、お住まいの地域を管轄する局のページで確認してください。
相談の前には、ここまでの切り分けの結果をまとめておきましょう。何台のテレビに出るか、地デジかBS・CSか、症状が出る日時や天気、アンテナレベルの数値、試した対処とその結果、といった情報があると、相談がスムーズに進みます。
判断のコツとして、総合通信局は電波の監理を担う行政機関なので、自宅の設備の修理を代わりにしてくれるわけではありません。自宅設備の不具合がはっきりしている場合は、設置業者や住宅の管理者に相談するのが適切です。外部要因の可能性がある場合に頼る窓口と考えてください。
家電や照明の雑音は地域の受信環境クリーン協議会へ
電気機器の雑音が原因と疑われるけれど、自宅の機器を切っても特定できない、近所の設備が原因かもしれない、という場合は、受信環境クリーン協議会に相談する方法があります。受信環境クリーン協議会は、原因がわからない場合の相談先として、お住まいの地域のクリーン協議会を案内しています。
受信環境クリーン協議会は、テレビやラジオの受信環境を良くするための活動をしている組織で、地域ごとに協議会が置かれています。電気機器の雑音による受信障害について、相談を受け付けたり、情報を提供したりしています。
相談の前に、段階4で紹介した「電気機器の電源を順に切る」確認をして、結果を記録しておきましょう。自宅の機器では変化がなかった、という情報も、原因を絞るうえで大切な手がかりになります。
注意点として、近所の設備が原因と思われる場合でも、自分で直接相手に確認しに行くのは避けたほうが無難です。原因の特定は難しく、思い込みでトラブルになることもあります。第三者の窓口を通して相談するのが落ち着いた進め方です。
戸建て・マンション・賃貸で最初に連絡する相手が違う
受信障害の相談先は、住まいの形態によっても変わります。同じ症状でも、誰が受信設備を管理しているかで、最初に連絡する相手が違うからです。
戸建ての持ち家なら、アンテナやブースターなどの受信設備は自分の持ち物です。家の中の確認で改善しない場合は、アンテナを設置した業者や、住宅を建てたハウスメーカー・工務店に相談するのが一般的です。外部要因が疑われる場合は、先に紹介した各窓口を使います。
マンションでは、建物の共用部に共同受信設備があり、管理組合や管理会社が管理していることが多いです。ほかの部屋でも同じ症状が出ているなら共用部の問題の可能性が高いので、管理会社に連絡しましょう。自分の部屋だけなら、部屋の中の配線やテレビの設定から確認します。
賃貸住宅では、受信設備は貸主の持ち物であることがほとんどです。自分で機器を交換したり配線を変えたりする前に、管理会社や大家さんに相談してください。勝手に機器を替えると、退去時のトラブルになることもあります。
| 住まい | まず試すこと | 直らないときの連絡先 |
|---|---|---|
| 戸建て(持ち家) | 室内のケーブル・ブースター電源・設定を確認 | アンテナの設置業者・ハウスメーカー |
| マンション | 自室の全テレビか、他の部屋もかを確認 | 管理会社・管理組合 |
| 賃貸住宅 | 室内の接続と設定の確認だけにとどめる | 管理会社・大家さん |
まとめ
受信障害は、テレビ本体の故障ではなく受信経路のどこかで起きていることが多いトラブルです。まずはリモコンで番組表を開き、きれいに映るなら、テレビの電源を切ってアンテナケーブルをテレビ側と壁側の両方で差し直すところから始めてみてください。それで直らなければ、この記事の切り分けの4段階で記録を取り、症状に合った相談先へ連絡しましょう。
※メニュー名や設定項目は機種によって異なります。最新情報はメーカー公式サポートでご確認ください。

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